息苦しいのは弁膜症のせい?
- kkasa7
- 3月6日
- 読了時間: 2分
心臓弁膜症は、心臓の弁が正常に機能しなくなる病気です。心臓には4つの弁があり、血液が一方向に流れるように調整していますが、弁膜症になると弁が狭くなったり、閉じなくなったりして、血液の流れが妨げられます。
心臓弁膜症の種類
1. 狭窄症: 弁が狭くなり、血液の流れが制限される状態。
2. 閉鎖不全症: 弁が完全に閉じず、血液が逆流する状態。
心臓弁膜症の主な症状は以下の通りです:
息切れ: 特に運動時や横になったときに感じることが多いです。
動悸: 心臓が不規則に速く打つ感じ。
むくみ: 特に足や足首に現れやすいです。
胸痛: 圧迫感や締め付けられるような痛み。
疲れやすい: 軽い運動や日常の活動でも疲れを感じることがあります。
ふらつきや失神: 血液の流れが不十分になることで起こることがあります。
これらの症状が現れた場合は、早めに医師の診察を受けることが重要です。症状の進行度や原因に応じて、適切な治療法が選ばれます。心臓弁膜症の治療については、専門医と相談しながら進めていくと良いでしょう。
治療法
1. 薬物治療:
- 降圧薬: 血圧を下げることで心臓の負担を軽減します。
- 利尿薬: 余分な水分を排出し、心臓の負担を軽減します。
- 抗不整脈薬: 不整脈を抑え、心臓のリズムを整えます。
- 抗凝固薬: 血液が固まらないようにし、血栓を防ぎます。
2. 外科手術:
- 弁形成術: 患者自身の弁を修復し、機能を回復させる手術です。
- 弁置換術: 患者の弁を人工弁に置き換える手術です。人工弁には生体弁と機械弁の2種類があります。
3. 経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI):
- カテーテルを用いて大動脈弁に人工弁を留置する治療法です。特に高齢者や外科手術が困難な患者に適しています。
心臓弁膜症の治療は、患者の状態や進行具合に応じて選択されます。早期発見と適切な治療が重要です。
詳しくは、クローブ世田谷クリニックで心臓エコー検査を受けていただき、相談しながら最適な治療法を選びましょう
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