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下肢静脈瘤とは

下肢静脈瘤とは、形態的に下肢の静脈が瘤状に異常に拡張し蛇行を伴うものを静脈瘤と言います。この下肢静脈瘤は先史時代以来、人類を悩ませてきた病らしく、B.C.400年頃には、かの医聖ヒポクラテスが“静脈瘤の治療には圧迫が大切である”と最初に指摘して治療の道を開きました。下肢静脈瘤は美容的な問題だけでなく脚の皮膚変化、筋肉疲労、体調、仕事との関連、精神的苦痛など社会生活に影響を及ぼします。本来心臓に速やかに戻っていく血液が脚の表面にある静脈の弁不全により逆流が生じ、血液が脚に引き返し、うっ血を生じます。これが脚の筋肉の慢性疲労、浮腫、うっ滞性皮膚炎、色素沈着、皮膚硬化などを引き起こします。放置すれば、ぐずぐずしてなかなか治らない皮膚潰瘍ができてしまうこともあります。また、うっ血により脚の筋肉に負担がかかり、膝痛を生じている場合もあります。下肢静脈瘤の治療は、エコー検査で診断した後、その程度と形態によって治療法を選択します。

当クリニックでは、ごく軽症の場合は脚を圧迫する弾性ストッキングの着用などで経過を見ますが、中等症以上の場合は、基本としてレーザー治療の手術をお勧めしております。

レーザー治療は逆流の原因となっている血管に局所麻酔でレーザーを放射する管を挿入し、血管を内側からレーザーで焼灼します。従来の手術に比べて術後の痛みや出血が少ないのが特長です。局所麻酔で手術を行い、手術時間は30分から1時間程度で日帰り手術です。繰り返しになりますが、下記に症状と検査、治療法をまとめておきます。

 

・脚に血管の瘤がある

・脚が重い

・脚が痛い

・脚が疲れやすい

・脚がむくむ

・脚がつる

・脚の皮膚が変色した

・脚の皮膚が痒い

・脚の皮膚から出血がある

・脚の皮膚に潰瘍がある など

・脚に血管の瘤がある

・脚が重い

・脚が痛い

・脚が疲れやすい

・脚がむくむ

・脚がつる

・脚の皮膚が変色した

・脚の皮膚が痒い

・脚の皮膚から出血がある

・脚の皮膚に潰瘍がある など

 

●下肢静脈瘤の検査

 

視診・触診のほか、下肢静脈エコー検査を行っております。超音波を使用する当該検査により、どこの静脈にどの程度の逆流があるのかを調べ、治療が必要かどうかを判断いたします。

 

●下肢静脈瘤の治療

 

下肢静脈瘤の治療法は、以下のようなものがあります。 

 

・硬化療法

静脈に血管を固める薬(硬化剤)を注入し、弾性包帯で皮膚の上から圧迫して血管を閉塞させる治療法となります。患部の静脈を閉塞させると、血液は正常な静脈を流れるようになって、症状が良くなります。比較的細い静脈瘤に有効な治療法です(保険適応)。

 

・圧迫療法(弾性ストッキング)

医療用弾性ストッキングは、特殊な編み方でつくられており、脚を強く圧迫できるので、静脈瘤を含めた表面の静脈はしっかり圧迫され、血液が心臓に戻りやすくなります。ご自身の体に合ったサイズと強度の弾性ストッキングを着用すれば、静脈瘤の進行はある程度止めることができます。

※診察は保険適応ですが、弾性ストッキングのご購入費用は保険適応外となります。


●下肢静脈瘤レーザー日帰り手術

 

当クリニックでは、下肢静脈瘤の患者さんに行う治療法として、レーザー治療を行います。まず膝の近くからカテーテルを血管内に通し、レーザーファイバーを挿入します。そしてレーザー光線を血管の内側から、逆流を起こしている血管に数分程度照射して、逆流血管を収縮、閉塞させていきます。痛みについては、麻酔をする際のチクッとした痛み程度です。

また、手術の際は細いカテーテルを通すための小さな穴のみで済むため、傷跡はほぼ残りません。治療時間は全体で30分から1時間ほどなので、日帰りで治療を受けることができます。手術後は、その足でご自宅に戻っていただけますし、安静にする必要はございません。歩行程度なら当日から、翌日からは軽い運動やウォーキングを行うことが可能です。ただし、激しい運動については経過を見ながらになります。なお、シャワーは2日後から、入浴は1週間後から可能になるのが一般的です。

なお、使用するレーザー機器は、健康保険が適用される[ELVeSレーザー](1470nm)となります。

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