1日10000歩って難しい?
- kkasa7
- 8月21日
- 読了時間: 2分
“1日10000歩が健康に良い!“とはよく耳にしますが、体に良いことはわかっているけど1日10000歩も歩くのは大変だな~と思っている人は、私も含め多いのではないでしょうか?そう思っている方には朗報になるかもしれません。
European Journal of Preventive Cardiologyに最近掲載されたイギリスの研究者による調査では、1日10000歩でなくても3000歩毎日歩けば心筋梗塞や心不全、脳梗塞のリスクが減少することが示されました。
高血圧と診断されている32000人に万歩計を持たせて調査した結果、少し早足を織り交ぜながら3000歩毎日歩けば、高血症患者の心臓や血管に関連した病のリスクが減少したとの結果です。また、これに加えてより多く歩けばなおの事、予防効果があることも示されました。
さて、ヒトの全身の筋肉は600以上ありますが、足の筋肉は全体の70%を占めます。足の骨も体全体の1/4もあります。歩くとは多くの筋肉と骨を動かします。特に下腿の筋肉が収縮することで、心臓に戻っていく静脈血やリンパ液の流れが促進されます。
以前より、ウォーキングは自律神経の安定、メタボリック症候群や糖尿病の人の新陳代謝を改善し、体内の炎症を抑え、心理的ストレスを軽減することが報告されています。
健康を維持するには、とにかく歩くことが重要なポイントです(膝や腰が悪い人もできる限り足を動かすことが大切です)。足が満ちることはすなわち、文字通り満ち足りた生活(満足)につながるのではないでしょうか?
さあ、足を動かしましょう!



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